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HOME > ストーリー一覧 > 1-1. 売上UP!でもお金が増えない

1.売上は増えているのにお金が増えない

祝!2店舗目のオープン。が、しかし…

毎月たくさんの飲食店オーナーからいろいろな相談を受けます。平均すると2~3店舗で
年商7,000~8,000万円、30代から40代。やる気に満ち溢れた若き経営者です。
売上は伸びているんです。
でも、お金が増えたって感じが
しないんですよ…
通帳のお金は増えたけど、
儲かって増えたのかどうか、
よく分からないんですよね…
その1 売上と銀行残高だけで管理は十分だと思っている。
その2 経理は年に1回だけ。確定申告時にまとめてやればOKと思っている。
その3 粗利や人件費は一応知っている。でも適正かどうかは知らない…。
このままでは、2店舗目の破綻が近い将来訪れるかもしれない…
現状は何とかなっても3店舗目で失敗したら、
倒産の憂き目に遭うかもしれない。
なぜ私がこのように思ったのか?
少し私の話を聞いていただけないでしょうか。

華麗なる成功物語。片や後を絶たない店舗撤退…

お客様には20代で脱サラして飲食業界で大成功、30代にして何店舗ものお店を経営するオーナーがいらっしゃいます。毎日イキイキとしていて、私から見ても魅力的な方です。

そんな姿に憧れて「よし俺もやるぞ!」と、成功を夢見て参入する方は後を絶ちません。
しかし、その一方で夢破れ、設備投資の末に残った多額の借金を背負って退場する ケースも少なくないのです。

統計によれば、新規出店から3年以内の廃業率は驚きの70%。
さらに開業10年後の生存率はわずか10%。


この数字を見ても、成功を継続させることがどれだけ大変かご理解いただけるはずです。

売上や立地が悪ければつぶれる。しかし…

撤退?立地が悪くて売上が伸びなかったからだよ
廃業?料理やサービスが悪かったんじゃないの?

確かに、売上の伸び悩みが、破綻の大きな原因であることは間違いありません。
料理やサービスが悪いならなおさらのことです。

しかし、1店舗目は大繁盛していたのに、2店舗、3店舗目を出店した途端、資金繰りが悪化して廃業に追い込まれるケースが多いのはなぜでしょうか?

私が開業したばかりの頃に出会った和食居酒屋のこんな話があります。
「先生。売上は伸びているのに、お金が全然増えないん
ですよね~。なぜだろう?」
問題を分析し、その理由を突き止めました。
それは売上を伸ばすために行った「メニュー数の大幅増」が原因でした。

確かにメニューが増えたことで、一時的に売上は伸びました。
しかし、材料のロス増で、粗利率が適正水準から5%も低くなっていたのです。
さらに、調理の手間がかさみ、人件費も増加してしまったのです。

その後、メニューを削減し人件費を抑制することで事なきを得ました。
でも「もしあのまま続けていたら・・・」、そう思うと本当に恐ろしい限りです。
Case1

ちなみに、このケースは決して特別な話ではありません。このオーナーに限らず
「お金が増えない理由」を正確に知っている方は、おそらく全体の1割にも満たないはずです。

じゃあ、
一体どうすればお金が増えない理由を把握できるの?

実は「ある魔法」かけた瞬間、「お金が増えない理由」がくっきりと浮かび上がってくることを
ご存知でしょうか。

パート2.その理由が分かる「特効薬」へ続く
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